つくつくぼうしのブログ

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忍者になれない男

私は実家に帰省するたびに、3メートルのヒマラヤ杉の枝や4メートルに伸びた棕櫚の葉などの手入れをしています。

秋になれば、桜の葉が落ちたあとによじのぼって枝をはらいます。

 

この夏、帰省した私は、さっそく植木の手入れをしました。

 

いつものようにうちの飼い猫が野良猫に追いかけられ、腰を抜かしてもどってきた姿を木の上から見て、へらへら笑っていました。


そんなときに母親の声。
「ちょっと屋根の上を見てよ。困ったことになったのよ」


「どうしたの?」
屋根を眺めると、古い平屋の瓦屋根のてっぺんから、なんと50センチもあるペンペン草が空に向かって伸びています。


「なんなの、あれは?」
「瓦を突き破って伸びてきちゃったみたいなのよ。あれ取りたいのよね。みっともないじゃないの」

たしかにサザエさんの波平さんみたいになっています。


「取るってどうすんの?」
「屋根にのぼるのよ、あんたが」
「えっー?!」


実は私は高所恐怖症なのです。不思議なことに、3、4メートルくらいの木なら何ともないのですが、それ以上となると足がすくんでしまうのです。


「だって、足場がないじゃん。どうやって屋根にのぼるの?」
「カーポートの屋根からよじ登っていくのよ。前に瓦を直してもらったときに、職人さんがそうやって登ってったよ」


「オレは職人じゃないんですけど……」
こまったことになりました。私しかいないのだから、やるしかないのです。

 

 

 

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ビッグフットの正体!

東京世田谷区のあるサウナに入ってきた巨人。

 

日焼けしたがっしりした体格で、やはり同じような体格をした部下のような男性に話しかけました。

 

「あ~……若い衆がよ、この前、オレがちょっと席を外したすきに、フグ鍋全部食っちまってよぉ、オレのぶんがなくなっちまったよ、まったく……今年の忘年会は20人前くらい頼まなきゃダメだな」


ちょっとだけ笑って、低く「オス」と答える部下。


巨人は巨大組織に属している人物なのか。そう思って、こわごわとその横顔を盗み見しました。


あっ、どこかで見たような気がする!すぐに思い出せない。


すると、巨人が顔の汗を右手でぬぐい、ふりはらいました。


その瞬間。そのジェスチャーで私はピンときたのです。そう、あのチョップ!なつかしの赤パンツ!坂口征二氏だったのです。


まもなく、人間のものとは思えない量の汗が、巨大な肉体から川のように滴りはじめました。


声は地鳴りのような低い声。


でも、フグ鍋を食えなかったことがよほど悔しかったらしく、いつまでもその話題にこだわり、話し続ける坂口征二氏でした。


ちなみに、坂口氏はかつて、東京都狛江市で「坂口道場」を開いていました。息子の憲二氏は、ジュニアクラスの師範をサポートしていました。


一度、そとから見たら、この日だけ道まで女性ギャラリーがいっぱいでしたよ。

 

 

ビッグフット出現!

東京世田谷区のGサウナはもともと男性専用サウナだったのですが、時代の波とともにいつしか女性専用岩盤浴サウナに変わってしまいました。

 

これは改装前の男性サウナ黄金期の出来事です。そこである有名人と私は出会ったのです。


その日、私はサウナに入って汗を流していました。


すると、突然、天井に頭がつくほどの巨人がぬーっとサウナに入ってきました。


日焼けした、がっしりした体格。盛り上がった肩の筋肉。強靭な骨格がうかがえる、ボスの風格たっぷりです。


いっしょに部下のような男性を連れていましたが、この人もがっしりした体格をしています。


それにしても、ふたりとも異常なほど全身が日焼けしています。しかも、土木作業員のタイプの焼け方ではありません。ましてやサラリーマンではない。これは絶対に確信が持てました。


しかし、奇妙なことにパンツのあとだけが白いのです。これはなにを意味するのでしょうか。


巨人は連れの男性とサウナの椅子にすわると、ざらざらした声で重い口をひらきました。


「あ~」


深い谷の底から吠えるような声が響きます。いったいどんな話がはじまるのか。すると、おもむろに巨人が言ったのです。


「若い衆がよ……」


あ~、稼業の世界からいらっしゃった方なのかあ……。次回、正体が判明!